想定される宮城県沖地震は、10年以内の発生確率が70%程度、20年以内の発生確率が90%程度以上、30年以内の発生確率が99%程度となっており、いつ発生してもおかしくない状況にあります。昨今の高齢化社会の進行に伴い、各大学の周辺の住民からは、地震発生時における学生による災害支援ボランティア活動に大きな期待が寄せられています。このような状況下において、仙台圏を中心とした17大学・短大は大学の持つ人的資源を地域防災に活かすため、連携して防災(災害)ボランティア学生の養成講座を開催しました。
平成21年9月26日開催の開講式と講座「地震災害の基礎知識(災害のメカニズム)」の様子をご覧いただけます。
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開催日時 | 講座の内容 | 講師 | |
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第1回 | 9月26日(土) 17:00~18:30 |
開講式 「地震災害の基礎知識(災害のメカニズム)」 |
東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター 教授 源栄 正人 |
第2回 | 10月3日(土) 17:00~18:30 |
「地震に強い地盤・弱い地盤(液状化を含む)」 | 東北大学大学院工学研究科 教授 風間 基樹 |
第3回 | 10月17日(土) 17:00~18:30 |
「地震による建物の壊れ方(キャンパスのどこが危ないか)」 | 東北工業大学ライフデザイン学部 教授 田中 礼治 |
第4回 | 10月24日(土) 17:00~18:30 |
「行政の防災対応」 | 宮城県・仙台市 |
第5回 | 11月7日(土) 17:00~18:30 |
「災害時ボランティアの役割」 | 東北福祉大学総合福祉学部 教授 小松 洋吉 |
第6回 | 11月14日(土) 17:00~18:30 |
「災害時ボランティアのコミュニケーション」 | 仙台市災害ボランティアセンター(予定) |
第7回 | 11月28日(土) 17:00~18:30 |
「命を守る情報-災害情報の発信・利用-」 | 東北大学大学院工学研究科 教授 今村 文彦 +NHK関係者 |
第8回 | 12月5日(土) 13:00~ |
「支援の技術-震災に備える応急措置と救命手当-」 閉講式 |
宮城大学看護学部 講師 竹本 由香里 |
第1回~第7回の会場は、仙台市市民活動サポートセンター6階セミナーホールとなります。第8回の会場は、東北学院大学土樋キャンパス8号館3階第一会議室及び第二会議室となります。